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院長挨拶

  今年当院で最重点課題としているのは認知症対策です。本県は全国で最も高齢化が進んでおりますので、当院の認知症疾患医療センターでは、機能の充実に力を入れ、相談事業の拡充を図り、院内の各分野、そして地域の包括ケアセンター、医療機関との連携強化を柱に取り組んでいます。入院治療に関しては、新たな取り組みとして、認知症か、他の疾患かという鑑別診断や初期の方の治療などを行う短期受け入れの体制整備を検討しています。さらに検査で何度も足を運ばなければならないご家族の負担軽減を図り、短期から長期治療までの幅広い体制を整えていきたいと考えています。
 昨年11月、秋田市から委託を受け、認知症初期集中支援チームを立ち上げ、ご家族や包括ケアセンターで対応が難しいケースを支援し、ニーズの把握とともに、適切な医療への結び付けを進めています。
 精神科では、国の入院医療から地域医療への移行という方針を踏まえ、スタッフともども、どうすれば患者さんたちがスムーズに地域に戻って暮らすことができるか、という視点で取り組み、自宅での生活が難しい人へのグループホームなどの施設充実、日常活動の場となるデイケアや就労支援の拡大、地域との交流の場づくりなどを支援しています。県内初のストレスケア病棟『オリーブ(8床)』も利用が増え、一人一人に合わせた理想的な療養環境を整えており、早期の社会復帰を支援しています。クリニックからの紹介が増えており、企業にも認知度を高めていきたいと思います。また、秋田市周辺の精神科救急医療の核としての役割をはじめ、より地域に必要とされる病院づくりにも力をいれ、災害時に地域の人が安心して避難できる場として、昨年から3年かけて食料、水、トイレなど災害時体制の見直しを行っています。
 幅広い年代が多様な働き方ができる職場環境、施設や設備の改善を含めた働きやすい環境づくりに努めていくつもりです。

平成30年1月  秋田緑ヶ丘病院 院長 後藤時子

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