職員が働き易い職場づくりを目標に掲げ、当院独自の、様々な取組みを行っています。特に、子育て世代の職員からは、とても喜んで頂いています。これからも、働く職員一人一人を、事業所として全力で応援します。
育児休業中は、受給条件を満たせば、公的給付金として、育児休業中の労働者に、給与の約7割が支給されます。当院では、残りの約30%を、育児休業取得推進手当として、一ヵ月に限り支給します。この手当てにより、収入を気にせずに休む事が出来ますので、男性職員であっても、育児休業を取得する事が出来ます。
保育所には認可と無認可の2種類があります。無認可の方が、高い料金のため、多くの職員が、遠方であっても、認可保育園を希望する傾向にあります。当院では、支援手当を支給し、認可保育園並みの料金で、殆どの保育園が利用できます。これにより、希望する保育所に子供を預ける事が出来、時間に余裕が生まれます。
労働基準法では、女性職員に対して生理休暇を与える事が義務付けられています。しかし、実際には、その名称から、申請しづらい制度でした。そのため、当院では、ウーマン休暇とし、生理による体調不良の他に、婦人科疾患による通院や、産婦人科に関連する体調不良まで範囲を広げました。これにより、休暇が取得しやすくなり、多くの女性職員に喜ばれています。
勤続30年を経過した職員に対し、その功績と努力を労い、永年勤続表彰を行います。表彰の他に、病院から、旅行券20万円分と5日間の特別休暇が贈呈されます。旅行券ですので、ご家族との記念旅行など、多岐にわたってご利用頂けます。これまで多くの職員が受賞され、全国各地に旅行し、喜んで頂いています。
当院では女性専用の休憩室を準備しています。フルフラットになるリクライニングチェアを6台設置し、お昼の休憩時間などは、横になって休む事が出来ます。休憩室はWi-Fi環境を整えていますので、スマートフォン等を自由にご使用頂けます。また、共通の休憩エリアには、電動マッサージチェアをご用意しています。残業後や、夜勤終わりなど、いつでも自由にご利用頂けます。
当院では、職員が働きやすい職場を目指し、長年に亘り、様々な取組を行っています。その実績が評価され、くるみんマークを取得する事が出来ました。「くるみん認定」とは、次世代育成支援対策推進法に基づき、従業員の仕事と子育ての両立のための行動計画を策定・実施し、一定の要件を満たした“子育てサポート企業”に認定する制度です。
令和5年8月には、プラチナくるみんの認定を受けました。この認定は、くるみん認定を既に受け、相当程度両立支援の制度の導入や利用が進み、高い水準の取組を行っている企業を評価したものです。秋田では初の認定を頂きました。
また、秋田市からは、「元気な子どものまちづくり企業」として認定されました。“仕事と子育ての両立支援”や“子育てにやさしい活動”に取り組む企業を評価するものです。子育てを社会全体で支える気運を高め、誰もが仕事と生活の調和(ワーク・ライフ・バランス)をとりながら、希望にそった働き方ができる社会づくりを目指します。
その他にも、看護職のワークライフバランスに対する当院の取り組みが認められ、日本看護協会選考による「看護職のWLD推進カンゴサウルス賞」を受賞しました。今後も、子育て世代のスタッフを、全力でサポートします!