調理師だった父の影響で、栄養士を目指しました。聖霊女子短期大学 健康栄養専攻へ進み、栄養士の資格を取得。「管理栄養士」の国家資格取得のためには実務経験が必要なので、3年間秋田県内の総合病院に栄養士として勤めていました。その中で、医療の現場で働きたいという思いが強くなり、緑ヶ丘病院への転職を決めました。
現在は管理栄養士として、病院の厨房内の衛生管理や食材の発注などの給食管理業務と、患者さんひとり一人の栄養評価を行う栄養マネジメントをしています。一人の患者さんに対して医師・薬剤師・看護師・相談員・作業療法士・栄養士などの専門職が連携し、患者の生活状況や病状、薬や食事の内容などカンファレンスを通して情報共有をします。医療チームの一員として、食事を通して治療に貢献しています。
「1日に1,000食以上の食事を供給する病院には、管理栄養士が必要である」といった法的な必置指数の定めの他に、患者の栄養管理や栄養食事指導などの栄養マネジメントができるかどうかというところが「管理栄養士」の特徴です。
一般的な内科での食事指導と違い、精神面での負担を考慮することが必要なので、内科的疾患のみを優先して治療できないという難しさもあります。できるところからやるのが第一条件になります。精神疾患をお持ちの患者さん相手となると、栄養指導内容をなかなか理解してもらえなかったり、献立への不満を訴える患者さんに分かってもらうまで話し合ったりという、精神科病棟ならではの苦労もあります。初めてのことや分からないことは上司の皆さんに相談し、細かいアドバイスをもらいったりと、丁寧にサポートしてもらっています。
平日は残業もなく定時で帰ることが多いです。土日が休みなので、気持ち的にもゆっくりできます。休日には冬にはスキーやスノーボード、春には昨年から始めたゴルフを楽しんだり、カメラを持って出掛けたりと、体を動かしてリフレッシュしています。ワークライフバランスが充実しているので、仕事への意欲も高まります。
また、管理栄養士の資格を取るための研修への参加費用の補助・助成など病院のサポート体制も充実しているので、個人のスキルアップもできる職場だと感じています。病床数が多いので、業務上大変なことも多いですが、それだけやりがいもあります。やる気のある方が、力を発揮できる環境です。是非、緑ヶ丘病院で一緒に働きましょう!